つばい能楽教室 の日記
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10月16日(日) 奈良金春会
2022.11.29
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◇能「敦盛」中田能光
◇能「遊行柳」金春康之
◇仕舞「胡蝶」湯本哲明 他仕舞、狂言 仕舞「胡蝶」と能「敦盛」の地謡、能「遊行柳」の後見を勤めました。 ☆仕舞「胡蝶」湯本哲明
緩急をつけ、さらさらと舞いながらも、忙しさは出さないように舞ったつもりですが、少々歩みが小さくなり、優雅さには欠けた感がありました。 ☆能「敦盛」地謡
申し合わせの反省も踏まえ抜けないよう集中して臨みましたが、やはり勘違いや、抜けてしまうところがありました。謡が途切れがちなところは、特に稽古しなければいけません。まだまだ集中も足らないようです。反省です。
正座の足の方は、今回それほど負担はありませんでした。うまく組み換えなどして最後はしびれずに立てて良かったです。
☆能「遊行柳」後見
さて、問題の後見です。
もう少し前から、稽古しておけばよかったのですが、なんとか滞りなく粗相もなく勤め終りホッとしています。しかし、後見はとても気を使い疲れました。
○まず、装束附け。
○次に作り物を出す。
○中入りで、塚の中に入り装束を付け替える。
○引き回しを下ろし、引く。
○後は後見座に座って、曲が終ったら、作り物を引く。
この間が意外と長く、正座がつらいところです。最後もスッと立てるようにひそかに足を調節しています。
他にも後見の役は、いろいろありますが、まず、私の役割はこんなものでした。
ほとんど休みなく、忙しい一日でした。
